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エンドポイント監視によるネットワークとVPNのパフォーマンス問題の解決

2022年4月20日
翻訳: 島田 麻里子

この記事は米Catchpoint Systems社のブログ記事 Resolve network and VPN performance issues with Endpoint Monitoringの翻訳です。
Spelldataは、Catchpointの日本代理店です。
この記事は、Catchpoint Systemsの許可を得て、翻訳しています。


ITプロフェッショナルは今、リモート環境に適応し、分散した在宅勤務者を管理することを学んでいます。
最近IT担当者と話をすると、多くの人が、接続性/VPNやホームネットワークの問題が最大の課題であるものの、これらの問題を診断しトラブルシューティングするための可視性が不足していることを挙げています。

従業員体験監視のためのCatchpointは、ITチームが必要とするものを提供します。
すなわち、リモートユーザのデバイスからあらゆるネットワーク上のビジネスクリティカルなアプリケーションまでの可視性です。
VPNオーバーレイ接続のトンネルネットワークと相関して、ユーザの自宅のWi-Fiや上流のブロードバンドISPの基礎となるネットワーク接続を監視することができます。

このブログ記事では、企業の従業員体験に影響を及ぼしていた最近の出来事について説明します。
このお客様は、CatchpointのEndpoint Monitoringを頼りに、問題を迅速に解決しました。

従業員体験監視の実践

あるグローバル企業のITチームは、遠隔地や地理的に分散した従業員の成長をサポートするために、共通の問題に対処する必要がありました。
帯域幅、VPN容量、Wi-Fiの性能などに関する問題に対処していたのです。
チームでは、ネットワークやアプリケーションの可視化ができていないため、根本原因の分析が複雑で時間がかかるという問題がありました。

Catchpointを使うことで、IT管理者はリアルタイムで従業員の体験スコアを確認することができました。
体験スコアとは、ネットワーク、エンドポイント/デバイス、アプリケーション/サービスの各スコアを集約したものです。

アプリケーション、ネットワーク、エンドポイントに関連するあらゆる問題はスコアに影響を与えるため、各コンポーネントのパフォーマンスを時系列で確認できることは非常に重要です。

そのグローバル企業が、ある日突然、スコアを落としました。
彼らはすぐに、問題は一部のユーザだけに限られ、他の従業員には影響がないことを突き止めました。
下のダッシュボード(図1)では、問題が特定のユーザに限定されていることがわかります。

図1
図1

そこで、この問題をさらに掘り下げ、特定のユーザについて調査しました。
パケットロスは、Microsoft Teamsを利用するユーザの体験に悪影響を及ぼしていました。
以下のCatchpointの可視化データ(図2)は、ユーザがVPNトンネルに最初に接続した直後、および企業ネットワークからMicrosoft Teamsアプリケーションに接続した直後に発生したパケットロスを示しています。

図2
図2

図3の可視化データでは、ネットワークとユーザ体験のスコアが向上しており、遅延とパケットロスに大きな差があることがわかります。

図3
図3

エンドポイント監視による迅速なトラブルシューティング

CatchpointのEndpoint Monitoringをマシンにインストールし、ポータルにログインしただけで、すでに必要なデータが報告されていました。

最終的には、VPN接続に問題があることが判明しました。
特定のユーザグループについては、ユーザ中心のネットワークパス分析に基づき、VPN接続性が低いことが判明したのです。
この問題を解決するために、エンドユーザの所在地に近い地域にVPNコンテンポレータを追加設置しました。

ネットワークスコアが向上し、体験スコアがプラスになりました。
ネットワークスコアが向上したことは、以下のダッシュボードで確認できます(図4)。

図4
図4

Catchpointを使った従業員体験のトラブルシューティングについては、こちらのビデオをご覧ください。