Catchpoint、再び巡業へ
Catchpointチームが2年ぶりの巡業へ―世界でのイベントの主な収穫を共有します
2022年5月31日
翻訳: 島田 麻里子
この記事は米Catchpoint Systems社のブログ記事 Catchpoint On The Road Againの翻訳です。
Spelldataは、Catchpointの日本代理店です。
この記事は、Catchpoint Systemsの許可を得て、翻訳しています。
2年間バーチャルミーティングを続けてきたCatchpointのEMEAチームは、ついに再び巡業の旅に出ました。
2022年4月下旬からの4週間でICE(ロンドン)、Datacloud Global Congress(モナコ)、DTX(マンチェスター)、DevOpsDays(バーミンガム)と立て続けにイベントに参加しています。
そして、それはなんとワイルドな旅だったのでしょう。
DevOps愛好家たちとクラフトビール?
チェック……タクシー15分の距離で90ユーロ? モナコへようこそ。
馴染みのDigitain社からアルメニアブランデーのボトルを贈られた? 本当にありがとう。
これは、まさに私たちが知っている巡業の旅そのものです。
いくつかの重要ポイント
旅先では数多くの顧客、パートナー、潜在顧客、技術分野の伝道者にお会いしてきました。
私たちはkeynoteの講演を聴き、技術界の四方八方から集まった人々が主導するディスカッション・ハドルに参加してきました。
ここでは、同じように繰り返し出てくる重要なテーマについて紹介します。
- サステナビリティ
- 出張について考えることから、グリーンエネルギーを動力源とする最先端のデータセンターの建設をすることまで、この話題は定期的に取り上げられ、一般的に環境、社会、生態系という3つの主要分野に分類されました。
- エンド・トゥ・エンド オブザーバビリティ
- オープンソースのソリューション(Prometheus、Thanos、bingoなど)から、デジタル体験を経由した大手APMベンダーまで(当たり前ですが!)。
特にDevOpsにフォーカスしたセッションで話題となりました。 - オートメーション
- データと洞察をいかにアクションに結び付けるか。
- 統合化
- これは先の2点と繋がっています。
コード、インフラ、顧客や従業員の体験を観測するために数多くのツールが使用されていますが、得られたデータをどのように統合し、アラートへの対応を自動化すればよいのでしょうか。
対面による再会
白状します。
2年間バーチャルな会議を続けてきた後、私でさえ、Catchpointの社員やその他の人間と直接「会う」ことの価値に疑問を持ち始めていました。
バーミンガムで開催されるDevOpsDaysに参加する準備をしながら、そんなこともみんな解決したのです。
同僚のサム・パテルにせがまれて、彼の愛する故郷レスターに寄り道して迎えに行きました。
営業職の皆さんへのアドバイスです。
ここ数年、あなたの成績の大半を獲得する役割を担ってきた優秀なセールスエンジニアに自宅に招待されたら、「行きます!」と言うこと。
準備として、車の荷台に大西洋を越えてマーケティング部門から送られてきた最新のグッズを積み込み、ミッドランドに向かう衛星ナビゲーションをセットしました。
なんという歓迎ぶりでしょう!
パテル家の食卓に招かれ、レスターで一番おいしいオニオンバジス、ダールカチョリ、ベジタブルサモサをご馳走になりました。
サムの7歳になる息子シャーンは、DevOpsに焦点を当てたCatchpointの30秒間の完璧なエレベーターピッチ(プレゼンテーション)を披露し、拍手喝采を浴びました。
1週間前にチームに課した課題だったのですが、まさか核家族にバトンが渡るとは思ってもいませんでした。
それはZoomでは味わえない、貴重な瞬間でした。
DevOpsDays ― バーミンガムにて
バーミンガムに到着すると、私たちはエレベーターピッチの練習など、通常のイベント前の活動を行いました。
地元のパブで夕食をとり、サッカーを観戦。
帰り道では、2週間前にモナコで歩いた道と比べ、バーミンガムはなんて景色がいいんだろう、などと図々しくも豪語していました。
今にして思えば、それはビールのせいだったかもしれませんね。
一日目
私たちは早めに到着し、Catchpointのブースを設置し、講演やオープンスペースの議論に参加し、展示者や参加者と交流し始めました。
自由にディスカッションできる素晴らしい環境を作ってくれたDevOpsDaysのチームには、多大な敬意を表します。
ピカピカのスーツの人も売り込み文句も一切なし、さすがです。
マルセル・ブリッチュ氏のオープニングでは、前方の席を確保しました。
彼は、プロジェクトの成功には幸せなチーム、価値に焦点を当てた意思決定、迅速なフィードバックサイクルと強く結びついていると考えています。
DevOpsの変革プロジェクトを成功させた経験から、DevOpsの要素を戦略的な組織の資産として考え、それを製品と同じように扱う必要があることを明確に語っているのです。
もう一つのハイライトは、バルトロミエ・プロトカ氏による「Designing Pragmatic Observability」についての講演でした。
オブザーバビリティ(可観測性)か監視(監視)かの議論に真っ向から取り組み、オブザーバビリティが単に既知であるだけではなく、状態や挙動に関するあらゆる質問に対する回答であることを概説しました。
無料のランチとたくさんのコーヒーでたくさんの会話を楽しんだ後、Purecraft Bar & Kitchenでのネットワーキングイベントに向かいました。
バーミンガムでペールエールや高級ハンバーガーを食べながら、レジリエンス・エンジニアリングについて熱く語り合いたいなら、この店へどうぞ。
私たちは、Shell社やDunelm社、英国政府の大部分のチームなど、英国の技術分野で最大かつ最高の人たちと一騎打ちを繰り広げました。
そして、旧来のネットワーキングの技術は死んだと言われる?
私たちが見ている限りではね。
二日目
またやってやりました!
アイレット・サクト氏は、検出までの時間、修理までの時間、障害発生までの時間を分析することで、インシデントがお客様に与える影響を軽減することについて熱く語りました。
これは、Catchpointにいる誰もが共通して語ることです。
スケールアップしたDevOps、チェンジマネジメント、ジュニアエンジニアのサポート、レゴのスターウォーズストーリーとして表現されるアジャイルなどが、この日のテーマでした。
そして、スタンドを片付け、出会った多くの人たちに別れを告げ、帰路に着きました。
新しい常識を受け入れよう
この数週間は、単にイベントに参加するだけではなく、多くのことを学びました。
チームのみんなは、顧客や潜在顧客、そして毎日一緒に働いている人たちとの繋がりを大切にしてきました。
私は彼らと食事を共にし、議論し、討論し、関わってきました。
同僚の家族に会い、贈り物をし合って、バーチャルな会議では実現できないような人間関係を築いてきました。
この2年間、家に閉じこもりがちだったので、本当にありがたいことです。
現実の世界に戻るかどうかは、私たち次第です。
しかし、先日ICE ロンドンに150人を招待したDigitain社のCIOアルメン・ジュハリヤン氏から受け取ったメッセージは、私の思いをうまく言い表しています。
ICEロンドンは、私たちのパートナーや多くのゲーム愛好家と一堂に会することができた、大変素晴らしいものでした。
一緒に仕事をした最初の数ヶ月が素晴らしかっただけに、実際にお会いして、さらなる協力関係を築くことができたのは、本当によかったと思います。
私たちは、アルメニアで皆さんをお迎えすることを楽しみにしています。
―アルメン・ジュハリヤン(Digitain社 CIO)
アルメンさん、またお会いしましょう。