DEJ市場調査でCatchpointがリーディングベンダーに選出される
オブザーバビリティがもたらすビジネスの「視認性」
2022年8月18日
翻訳: 島田 麻里子
この記事は米Catchpoint Systems社のブログ記事 DEJ Market Study Names Catchpoint a Leading Vendorの翻訳です。
Spelldataは、Catchpointの日本代理店です。
この記事は、Catchpoint Systemsの許可を得て、翻訳しています。
デジタルトランスフォーメーション(DX)は、長年にわたり、将来を見据えたビジネスや組織戦略の基礎となっていますが、今日ほどその重要性が高まっている時代はありません。
デジタル時代において、テクノロジーへの革新的なアプローチをビジネスの中心に据えることは、信頼性、影響力、成長、効率性にとって不可欠です。
しかし、将来の市場や顧客、従業員のニーズに対応するためには、継続的な努力と再評価が必要です。
より緊急性を要すること ― テクノロジーはビジネス戦略の中核となる必要がある
3,300以上の組織の技術者、マネージャー、ビジネスエグゼクティブへのインタビューに基づいたDigital Enterprise Journalの最新市場調査「2022年にITパフォーマンス市場を形成する24の主要分野」では、このことを直接的に語っています。
「企業はデジタル変革のメリットを理解しているものの、その多くはテクノロジーをビジネス戦略の中核に据えることへの危機感を持っていなかった 」と言及されているのです。
この調査によると、モダン化およびテクノロジーを使ってビジネス価値を創造することに関して競合他社に遅れをとっている企業は、競争上の地位が急速に低下していることが明らかになっています。
ビジネス上の圧力により、企業は、差別化された顧客体験を生み出すためにテクノロジーを利用することはもはやオプションではなく、考え方、戦略、テクノロジー能力、そしてプロセスの変更が必要であることを理解しています。
実際、DEJによれば、「ビジネス上の優位性としてのテクノロジーはオプションではない」とされています。
CatchpointのCEOは最近、CIO Executive Councilとのポッドキャストで、まさにこのことについて、デジタルを取り入れることの緊急性についての見解を述べました。
デジタル文化がほとんどなかった時代から、2021年末には92%がオンラインでやり取りされる時代への転換を迫られているラグジュアリー市場とのこの2年間の交流で、メディ氏はそれを身をもって実感しました。
同時に、古くからのお客様が、Webパフォーマンスの更なる向上、アプリやサイトにおける新しいタイプの顧客パーソナライゼーション、サービスの信頼性に対するコミットメントの強化に軸足を置いていることも確認されています。
DEJはCatchpointが複数の分野でリーダー的存在であることを強調
DEJのレポート「2022年にITパフォーマンスを管理するトップ20ベンダー」において、Catchpointは複数の分野でリーダーとして評価されています。
各ベンダーは、市場調査で報告されたように、主要なユーザの要求と課題にどのように合致しているかを、自社の中核となる強みと能力との関連で評価されています。
注目される8つの分野はこちら。
- ユニークな顧客体験を実現する
- クラウドネイティブの旅を実現する
- イノベーションのマネジメント
- 速度と信頼性の両立
- 「視認性」の重要性と定義の変化
- 全てはビジネスの文脈の中で
- 変化への影響
- 価値の高い仕事への集中
DEJは「8つの分野以外にも、14の重要な分野でCatchpointの能力はユーザの要求と一致している」と述べています。
「視認性」の重要性と定義の変化
DEJによると、企業が必要とする能力の第1位は「ITパフォーマンスとビジネス成果の関連付け」であるといいます。
そのために、市場調査では、複雑性の管理、イノベーション管理、ITサービス提供組織の近代化などの主要なビジネス・技術イニシアチブに関連して、「データ管理と分析能力」が「重要な注目分野」であると指摘しています。
これと関連するのが、DEJの調査結果の「視認性」の定義の変化であるとしています。
64%の企業が、オブザーバビリティ機能を配備している、または配備しようとしていると回答しています。
さらに、58%の企業が「最新化プロジェクトを実施した後、デジタルサービス配信チェーンの視認性が失われた」と報告しています。
オブザーバビリティが 「HOTワード」になったのは、「完全な視認性を持つことがより重要になり、そして実現がより困難になり、新しいアプローチが必要になったから」であるとDEJは述べています。
このレポートでは、企業は自社の環境と主要なニーズを評価し、「業績を悪化させる『盲点』を確実に排除する」ことが重要であるとアドバイスしています。
Catchpointのプラットフォームは、ユーザ体験、ネットワーク、アプリケーションを可視化することで、オブザーバビリティへのユニークなアプローチを可能にします。
同社のグローバルなオブザーバビリティ・ネットワークにより、企業はITパフォーマンス管理の重要な継続的課題である、ユーザが影響を受ける前にパフォーマンス問題を未然に防ぐという課題に対処することができます。
Catchpointは、真のオブザーバビリティに欠けている2つの重要な要素、1)デジタル体験の管理、2)ITパフォーマンスに関するビジネスコンテキストの提供、を可能にすることで差別化を図っているのです。
「Top 20 Vendors for Managing IT Performance in 2022」をダウンロード