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さらばLAN ― インターネットこそがネットワーク

2022年12月21日
翻訳: 島田 麻里子

この記事は米Catchpoint Systems社のブログ記事 Goodbye LAN. The Internet is the Network.の翻訳です。
Spelldataは、Catchpointの日本代理店です。
この記事は、Catchpoint Systemsの許可を得て、翻訳しています。


私たちは今、重要な技術革新の頂点にいます。
ピーター・ドラッカーが言うところの、技術の「非連続性」です。
(コロナ禍によって促進されました)

何十年もの間、IT組織はLANの構築、管理、監視に投資してきました。
CRM、Exchangeメール、ファイル共有、プリントサーバなど、全てがローカルネットワーク上にあったのです。

今日、多くの企業が「古いレガシーネットワーク」を停止し、LANもWANもオンプレミスのデータセンターも持たずにビジネスを展開しています。
今や、全てがインターネット上にあります。

つまり、インターネットこそがネットワークなのです。

そして、「古い」時代には全ての企業がオンプレミスネットワークを監視、管理、トラブルシューティングしなければならなかったように、今では全ての企業がインターネットを監視、管理、トラブルシューティングする必要があるのです。

「彼らの」インターネット? そのとおり。

ルータ、ファイアウォール、ISPは、全ての企業がコントロールするインターネットの最初の部分です。
DNS、複数のCDN、クラウドサービス、Webサイトも同様です。
また、Webサイトの決済プロバイダ、分析エンジン、動画ホスティングサービス、サードパーティライブラリなどといったベンダーやサービスも含まれています。

CNNを例にとって見てみましょう。
WebPageTest(Powered by software by Simon Hearne)が生成したグラフを見ると、CNNのホームページが読み込まれるために600以上の依存関係があることがわかります。

CNNの依存関係1
CNNの依存関係2

そう考えると、これだけ複雑なページが数秒で読み込まれるというのは、webpagetst.orgで行った最新の調査に照らしても、かなり驚異的なことだと言えるでしょう。

これらの依存関係は全て、あらゆる企業、ブランド、小売業者、およびグローバル組織が監視、管理、および最適化する必要がある、新しいインターネット・スタックです。
インターネット・スタックはこのようになっています。

インターネット・スタック

どうして注目度が高いのでしょうか?
なぜなら、インターネットは魔法のように回復力のある、完全無欠のネットワークではないからです。
それどころか、まったく逆です。

これは非常に複雑なシステムであり、複数のネットワーク、プロトコル、エージェント、サブシステムが、しばしばミリ秒単位で連携して機能する必要があります。
インターネットのレジリエンス(回復力)は、急速に企業の最優先事項になりつつあります。

「I&O(infrastructure & operations)やその他のITリーダーは、レジリエンスと重要なITインフラの改善を最優先事項としています」
Gartner社 2021年8月のリサーチより

ここ数年、CDNの設定ミスやBGPハイジャック、DNSの解決失敗が原因で、大手サイトやプロバイダ、ハイパースケーラーなどがダウンし、数千万ドルの損失を被る事例が複数見受けられます。
どの企業もインターネット・レジリエンスに強い投資をしなくてはならないのは当然です。

インターネット・スタックを可視化せずにビジネスを行うことは、ダッシュボードのない自動車を運転するようなものです。
実際には、ダッシュボードを持たずに、投資家や従業員が正しい判断を下すことを期待しながら飛行機を操縦しているようなものであり、ビジネスに影響を与える可能性のあるものに素早く対応する能力はありません。

「従業員、顧客、パートナーが、ユビキタスで信頼性の高い堅牢な接続性に支えられたデジタル体験をますます求め、また期待するようになるため、将来の企業は異なる環境や場所での接続性の不均一性に対処しなければなりません」
IDCリサーチより

このため、当社は過去14年間にわたり、Catchpointを主要なインターネット・パフォーマンス監視プラットフォームとして構築し、世界中の何千ものバンテージポイントで業界のどこよりも幅広く、BGPやMQTT(Message Queueing Telemetry Transport)などのインターネット・スタックの中核要素にどこよりも深く入り込んできました。
どの企業も追いつけません。

今日、世界トップ6のクラウドサービスプロバイダ、世界トップ4の小売業者、トップ10のCDNのうち9社、最大のMSP、その他多くのグローバルリーディングブランドが、インターネット・スタックの監視にCatchpointを利用していることを、私たちは誇りに感じています。

Catchpointで出来ることについて詳しく知りたい方は、ぜひSpeeddataのトップページご覧ください。