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Gartnerのマジック・クワドラント

Catchpointが、2024年Gartner® マジック・クワドラントのデジタル・エクスペリエンス・モニタリングのリーダーに選ばれました

2025年1月29日
著者: Howard Beader
翻訳: 永 香奈子

この記事は米Catchpoint Systems社のブログ記事「Catchpoint named a leader in the 2024 Gartner® Magic Quadrant™ for Digital Experience Monitoring」の翻訳です。
Spelldataは、Catchpointの日本代理店です。
この記事は、Catchpoint Systemsの許可を得て、翻訳しています。


私たちCatchpointは、Gartner®の初となるデジタルエクスペリエンスモニタリング(DEM)のマジック・クアドラントでリーダーに選ばれたことを光栄に思います。
私たちは、この評価が当社のインターネットパフォーマンスモニタリング(IPM)プラットフォームの急速な革新の反映であると考えています。

DEM(デジタルエクスペリエンスモニタリング)とは?

Gartnerは、DEMツールを「重要なアプリケーションの可用性、パフォーマンス、およびユーザエクスペリエンス(人間のユーザまたはデジタルエージェント)の品質を測定するもの」と定義しています。
これには、内部ユーザ(従業員や契約者)、外部ユーザ(顧客やパートナー)、またはAPIに接続するデジタルエージェントが含まれます。
パフォーマンスの測定に加えて、DEM技術は、アプリケーションとの相互作用に基づいたユーザの行動やジャーニーの可観測性を可能にします。

DEMの重要性について、レポートでは次のように述べています。

デジタルプラットフォーム全体でエンドユーザエクスペリエンスを監視および最適化する能力は、現代のIT運用において重要な要素です。
IT組織がデジタルエクスペリエンスを向上させ、ビジネスと整合させようとする中で、DEMはますます重要な監視の一部となりつつあります。

CatchpointがGartnerのマジック・クアドラントに選ばれた理由

CatchpointがGartnerのマジック・クアドラントに選ばれる為には、厳格な市場参入基準および能力に関する選定基準を満たす必要がありました。

また、Gartnerの能力に関する選定基準も満たす必要がありました。
例えば、「DEMツールは、すべての必須機能を提供し、Gartnerの市場定義で説明されている5つの標準機能のうち3つを備えていなければならない」とされています。
それを具体的に説明すると、GartnerによるDEM市場の必須機能は以下の通りです。

私たちは、これらの機能が、ネットワークやアプリケーション全体で従業員と顧客のエクスペリエンスを包括的に理解するために不可欠であると考えています。
私たちは、Gartnerのマジック・クアドラントの選定基準を満たしただけでなく、リーダーとして選ばれたことを大変光栄に思います。

リーダーとは何か?

ガートナーは、そのクアドラントの説明において、次のように述べています。
「リーダーは、強力な実行力とビジョンのスコアを示し、IT組織がDEMを継続的に評価・改善するために必要な機能を体現している。リーダーは最も幅広い機能を持ち、最も強力なロードマップを備え、より大規模な導入基盤を持ち、最も多くの地域や業界をカバーしている。」
私たちがリーダーとして認められた理由となる強みの詳細については、レポートをお読みください。

Catchpointのマイルストーン

過去16年間、フォレスター、IDC、GigaOMなどの業界アナリストから高い評価をいただく機会に恵まれてきました。
昨年だけでも、ガートナーの「Hype Cycle 2023」レポートの6つのカテゴリで表彰されるという栄誉を受けました。
当時私たちは、IPMが日々より多くのユースケースの為に不可欠な新興技術となり、急速に採用されている証として、これらのレポートに掲載されたことを歓迎しました。

1年後の今、ガートナーがDEM企業向けの初の市場ベンダー評価においてIPMをカテゴリとしたことは、私たちCatchpointが大きく認められたと考えます。
このカテゴリは2年前には存在していませんでした。
私たちはその重要性を強く訴え、「重要なものを、重要な場所から監視すること」の必要性を強調してきました。

私たちは業界の関心を集め、アプリケーションやネットワークだけでなく、インターネットスタック全体を監視する必要性を提起しました。
私たちは、インターネットの健全性に関する重要な情報を一目で確認できる「Internet Sonar」や、インターネットスタック内でのデジタルサービスとその健全性をリアルタイムで可視化する「Internet Stack Map」など、最先端のツールをリリースしました。
エンタープライズネットワークの中心としてインターネットに焦点を当て、ユーザの顧客に影響が及ぶ前にインターネットスタックの問題を特定し修正できるよう、私たちは全力を尽くしています。

Gartnerは、広範なオブザーバビリティプラットフォームが、アプリケーションのパフォーマンスを理解しようとする企業のニーズに必ずしも適合するわけではないことを認めています。
レポートでは、「アプリケーションのパフォーマンスを理解しようとする多くの組織にとって、広範なオブザーバビリティプラットフォームはニーズ、予算、またはスキルセットに適合しない可能性があり、DEMはこれらの制約を満たしながら重要なインサイトを提供できる」と述べています。

16年前にデジタルトラフィックの主要な経路としてインターネットに完全に焦点を当てるという私たちの決断は、DEM業界と顧客の双方に明確に響いています。
私たちは、Gartnerによってリーダーに選出されたことが、インターネットレジリエンスを推進するための私たちの継続的な取り組みを正当化するものであると信じています。

詳細については、2024 Gartner Magic Quadrant for DEM の完全版にアクセスしてください。

Gartner, Magic Quadrant for Digital Experience Monitoring(2024年10月21日, Padraig Byrne, Matt Crossley, DB Cummings, Martin Caren, Pankaj Prasad)について

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