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3,000を超えるインテリジェント・オブザーバビリティ・エージェントの力

2025年3月30日
著者: Gerardo Dada
翻訳: 逆井 晶子

この記事は米Catchpoint Systems社のブログ記事「The Power of Over 3000 Intelligent Observability Agents」の翻訳です。
Spelldataは、Catchpointの日本代理店です。
この記事は、Catchpoint Systemsの許可を得て、翻訳しています。


Catchpointは公式に大きな節目を迎えました。
現在、3,000を超えるインテリジェント・エージェントが当社のグローバル・エージェント・ネットワークを支えています。

Catchpointのグローバル・エージェント・ネットワーク図
Catchpointのグローバル・エージェント・ネットワーク図

この数字には、それ以上の意味があります。
これは、エンドユーザの立場から本当に必要な情報を見守るという、私たちのサポートへの姿勢を象徴しています。
Catchpointは現在、105か国、346都市、インターネットスタックのあらゆる層にエージェントを展開しており、ユーザ体験に関する最も広範で深い可視性を提供しています。

従来の監視の問題点

サーバの監視だけでWebサイト全体のパフォーマンスを理解しようとするのはどういうことか、考えてみてください。
特定地域でのネットワーク混雑、ローカルISPの問題、あるいは世界中の異なるデバイスでのアプリケーションの動作状況など、重要な問題を見逃してしまいます。

自社のデータセンターやいくつかのクラウドベースの拠点からしか情報を取得しない場合、ユーザ(お客様、従業員、API経由で接続するシステムなど)に実際に提供している体験に関する重要な洞察を見逃してしまいます。

これは昔からあるジョークを思い出させます。
酔っ払いが街灯の下で鍵を探していると、警官がやってきて「ここで鍵を落としたのか?」と尋ねます。
酔っ払いは離れた場所を指さして「いや、あっちで落とした」と言います。
警官が「じゃあ、なぜここで探しているんだ?」と聞くと、「だって、ここは明るいからさ」と答えるのです。

これが、自社のデータセンターや限られたクラウドリージョンだけで監視することの例えです。
現実の世界でユーザが実際に体験していることを見ていないのです。

重要な場所からの監視

デジタル体験を理解し、それに影響を与えているインターネット上のすべてを把握するには、ユーザが実際にいる場所とインターネットバックボーンの主要拠点に配置されたインテリジェントなエージェントネットワークが必要です。
この「外側からの視点」により、次のような貴重な洞察が得られます。

真のエンドユーザ体験
ユーザが感じるレイテンシー、可用性、機能性を把握します。
地理的なパフォーマンスの違い
地域ごとのボトルネックを特定し、最適化します。
サードパーティ依存関係
CDN、DNSプロバイダ、その他の外部サービスがユーザ体験に与える影響を特定します。

エージェントの多様性でさらに深く

ユーザ体験を最もよく把握するためには、地理的な広がりだけでは足りません。
特定の洞察を提供するために設計されたさまざまなエージェントタイプを備えたネットワークを活用することが重要です。

Backboneエージェント
主要なインターネットエクスチェンジポイントに戦略的に配置されており、インターネットの健全性とパフォーマンスの広範なビューを提供します。
これは、多くのユーザに影響する可能性のある広範なネットワーク問題の特定に役立ちます。
Last Mileエージェント
多様な家庭や企業のネットワーク環境に設置されており、一般的なエンドユーザの利用状況を再現します。
これによって、特定のインターネットサービスプロバイダや地域に固有のパフォーマンス上の問題を特定できます。
Wirelessエージェント
3G、4G、5Gなど、さまざまなモバイルネットワーク上でのパフォーマンスを監視し、移動中のユーザの体験を理解するために重要です。
Cloudエージェント
主要なクラウドプロバイダ(ハイパースケーラー)内に展開され、クラウドベースのアプリケーションやサービスのパフォーマンスと可用性に関する洞察を提供します。
Enterpriseエージェント
自社インフラストラクチャ内に展開され、Catchpointの強力な監視機能をファイアウォール内にも拡張し、ハイブリッドなビューを提供します。

ある意味、地理的な幅は現実世界のユーザ体験を教えてくれ、エージェントの深さはその体験がなぜそのようになっているのか、何が影響しているのかを教えてくれます。
さらに、運用チームは、これらのエージェントから収集される合成データを、実ユーザ監視データ、BGPルーティング情報、コードトレース、その他の貴重なデータと組み合わせて、可能な限り最高の可視性を確保します。
こうした仕組みがなければ、ユーザや取引先が「使いづらい」と感じているのに、監視システムは正常ですと表示する――そんなズレが生じる可能性があります。

その結果は?

幅広く深いインテリジェント・エージェントによって収集された豊富なデータを活用することで、オブザーバビリティチームは次のことが可能になります。

インターネット・スタック図
インターネット・スタック図

合成テストと現実世界のパフォーマンスのギャップを埋めるために、CatchpointはConnected Devicesを導入しました。
これは、DNS、CDN、ISPなどの重要なサービスが、街レベルでどのように機能しているかを細かく把握できる、新しい種類の監視手法です。
数千万台の実際のデバイスに設置された軽量エージェントを活用することで、「Connected Devices」は、従来の監視手法では見逃されがちだった小規模な障害や、地域ごとのパフォーマンス問題を可視化します。

オブザーバビリティの可能性を最大限に引き出す準備はできていますか?
Catchpointのインテリジェント・エージェント・ネットワークと、それが監視戦略をどのように変革できるかについて詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.catchpoint.com/global-observability-network