Catchpointの次なるステージへ:Mehdiからのご報告
進化する信頼の観測力
2025年4月11日
著者: Mehdi Daoudi
翻訳: 逆井 晶子
この記事は米Catchpoint Systems社のブログ記事「A New Chapter: LogicMonitor + Catchpoint – A Personal Note from Mehdi」の翻訳です。
Spelldataは、Catchpointの日本代理店です。
この記事は、Catchpoint Systemsの許可を得て、翻訳しています。
本記事について
LogicMonitorはCatchpointを買収しました。
AIファーストのハイブリッド・オブザーバビリティと、インターネットおよびデジタルエクスペリエンスモニタリングを統合することで、現代の企業にとって「ダウンタイムを選択肢にできる」世界を目指します。
このブログでは、創業者であるMehdi Daoudi氏が、2008年のガレージスタートアップからグローバルプラットフォームへと成長したCatchpointの旅を振り返り、それを実現してくれた人々への感謝と、LogicMonitorが次の章を描くにふさわしい場所である理由を語ります。
2008年、私はガレージのオフィスに座りながら、シンプルだけれども強く心に残る一つの考えを抱いていました。
「インターネットは、もっと良くあるべきだ」。
「エンドユーザは、もっと良い体験を受けるべきだ」。
企業は、サーバーの報告だけでなく、お客様が実際に何を体験しているかを真に理解する方法を必要としていました。
当時はまだ「デジタルエクスペリエンスモニタリング」というカテゴリは存在していませんでした。
しかし、その必要性は疑いようのないものでした。
その考えは、理論や野心から生まれたものではありませんでした。
実体験から来たものでした。
私たちはDoubleClickを運用し、監視し、ときには壊していた当事者でした(ごめんなさい)。
私たちは、ダウンタイム、遅延、誤検知、柔軟性のない監視ツール、そしてユーザの視点を反映しないアプリケーション中心のアプローチの限界を、身をもって知っていました。
その痛みを深く感じたからこそ、業界にはもっと良いもの - 外側から内側に向けて構築された仕組み - が必要だと確信していました。
そして、そのガレージで始まった無謀とも言えるアイデアは、私の想像をはるかに超える大きなものへと成長しました。
そして今日、CatchpointがLogicMonitorと共に新たな章をスタートさせるにあたり、私は誇りと感謝、そして言葉に尽くせぬほどの感動に包まれています。
この瞬間は、単なるビジネスの節目ではありません。
これは、信じてくれたすべての人々、貢献してくれた人々、犠牲を払って前に進めてくれた人々への賛辞です。
だからこそ、この場を借りて「ありがとう」 と伝えたいのです。
共同創業者のDrit、Veronica、Scotteへ
あなたたちがいなければ、今日のCatchpointは存在しませんでした。
- Dritan Suljoti
-
あなたは、誰よりも先を見通し、無謀に思えたアイデアにも真摯に向き合って、実現へと導いてくれたかけがえのない仲間でした。
何度も立ち止まり、悩み、挑戦しながらも、いつも私の隣で前に進み続けてくれました。
「Catchpoint」という名前を最後の瞬間に決めたのもあなたです。 - Veronica Ellis
- あなたはエンジニアリングの基盤を築き、フロントエンドの開発をリードし、お客様を魅了しました。
- J. Scotte Barkan
-
あなたが2008年に築いたNoSQLデータベースは、時代を先取りしたものであり、私たちの技術基盤を支える土台となりました。
あなたの技術のひらめきと情熱が、Catchpointの始まりを形づくったのです。
私たちは、あのガレージから始まった夢を、誰もが認めるかたちで現実にすることができました。
これまでCatchpointで働いてくれた皆さん、そして今も一緒に歩んでくれている皆さんへ
皆さんこそが、Catchpointの鼓動であり、原動力です。
まだビジョンとプロトタイプしかなかった創業初期に参加してくれた皆さん。
その大胆な一歩と、私たちへの信頼に心から感謝します。
最先端のグローバル・オブザーバビリティプラットフォームを構築してくれたエンジニアの皆さん。
その功績は、これからも業界に長く影響を与え続けることでしょう。
プロダクト、マーケティング、営業、サポート、バリューエンジニアリング、プロフェッショナルサービス、カスタマーサクセス、SRE、オペレーション - すべてのチームの皆さん。
皆さんは技術を「信頼されるブランド」へと育て、Catchpointのミッションを日々の現実に変えてくれました。
皆さんは変革を導く力となってくれました。
困難や犠牲をいとわず、力を合わせて挑戦し、情熱を持って革新を続けてくれました。
「卓越性」「謙虚さ」「回復力」「情熱」、そして私が何よりも大切にしている「GRIT(やり抜く力)」を、皆さんは見事に体現してくれました。
経営陣の皆さん-Gerardo A Dada、Coley Burke、Eva Bose-Chatterton(she/her)、Matt Izzo、Dritan Suljoti、そしてJames Stewart。
皆さんのリーダーシップ、粘り強さ、そしてミッションへの揺るぎない献身に感謝します。
皆さんは、会社の中でも最も困難な役割を引き受け、それを誠実さと勇気、責任感を持って全うしてくれました。
規模の拡大、不確実性、そして新たなチャンスの波を乗り越える中で、私たちを導いてくれました。
困難な意思決定を下し、文化を守り、人々を支え、常に目的意識を持って前進できるようにしてくれました。
会社を率いるということは、決して一人でできることではありません。
皆さんはその重みを共に担い、ビジョンを広げ、不可能を可能にしてくれたチームでした。
お客様の皆さまへ
世界中の数十億のユーザ、機器、ロボット、車両、製造現場、航空機、バス、会議室など、あらゆるデジタル体験を守る責任を私たちに託してくださり、本当にありがとうございます。
皆さまの期待と信頼が、私たちの限界を押し広げ、常に一歩先の革新へと背中を押してくれました。
2010年から今日に至るまで、長きにわたって共に歩んでくださったお客様には、特別な感謝を申し上げます。
Catchpointは、お客様によって育まれ、お客様のために存在しています。
ご家族の皆さまへ
皆さまの支えがなければ、ここまで辿り着くことはできませんでした。
パートナー、配偶者、子どもたち、両親、愛する方々。
皆さまは、目には見えないもう一つのチームとして、私たちを陰で支えてくれました。
長い夜、早朝の呼び出し、休日の緊急対応、深夜のフライト、そして突然のシステム障害。
バレンタインのディナーに遅れたり、誕生日や感謝祭、ハロウィンのイベント、学校行事、さらにはクリスマスの朝でさえ 、お客様のため、緊急対応のために多くの大切な時間を犠牲にしてきました。
そんな中、家庭を支え続けてくれた皆さまの存在があったからこそ、私たちは仕事に全力を尽くすことができました。
皆さまの忍耐、理解、そして深い愛情が、私たちのあらゆる成果の支えとなってきました。
Catchpointの“影の功労者”であり、もう一つの大切な「仲間」として、皆さまの存在は欠かすことができません。
皆さまの強さと支え、そして私たちへの揺るぎない信頼に、心より感謝申し上げます。
投資家の皆さま、アドバイザーの皆さま、メンターの皆さまへ
この旅路のなかで、私たちは本当に素晴らしいパートナーと巡り会うことができました。
Battery VenturesのNeeraj Agrawalさん。
初期の段階から私たちを信じ、大きく大胆なビジョンの実現を支えてくれて、ありがとうございました。
あなたから学んだことは計り知れません。
Sapphire VenturesのSteve Abbottさん、Rajeev Dhamさん、Rami Branitzkyさん、そしてチームの皆さま。
私たちが戦略的かつ着実にスケーリングできるようご支援くださり、ありがとうございました。
取締役のVance Loiselleさん、Dave Temkinさん。
あなたたちの影響はとても大きなものでした。
Vanceさん、あなたのGTM戦略の専門知識は、私たちの営業活動を鋭く洗練させてくれました。
Daveさん、あなたの技術的な視点により、パフォーマンスとスケーラビリティを一切妥協せずに構築できました。
そして、10X CEOグループのBrian Gentileさんには、特別な感謝をお伝えしたいと思います。
CEOという役割は、やりがいに満ちている一方で、極めて挑戦的で、時に深い孤独を伴うものです。
組織が未来に必要とするリーダー像へと、自らを成長させ続けなければなりません。
Brianさん、あなたのメンタリングは、私がその過程を乗り越えるうえで、大きな支えとなりました。
私の背中を押してくれたこと、視野を広げてくれたこと、そして毎日より良い自分を目指す力を与えてくれたことに、心から感謝しています。
それは決して容易なことではありませんでした。
また、DatabricksのAli Ghodsiさん、Auth0のEugenio Paceさん、Shyam Raoさん、Craig Hinkleyさん、Stuart Frankelさんなど、刺激的で尊敬するCEO仲間の皆さまにも、深く感謝申し上げます。
皆さまの率直な言葉、仲間としての温かさ、そして洞察に満ちたご意見によって、私はより強いリーダーに、そしてより良い人間へと成長することができました。
そして、DoubleClickの皆さん - 私にとって最初の“仕事の家族”とも言える、大切な存在です。
困ったときには、いつでも手を差し伸べてくれました。
アドバイスをくれたり、つながりを作ってくれたり、時には率直なフィードバックもいただきました。
中には、Catchpointの最初のお客様になってくださった方々もいらっしゃいました。
創業初期の不安定な時期にいただいたその支えは、今も私の心に強く残っています。
本当にありがとうございました。
祝福すべき旅路
ガレージで打ち込んだ最初の一行のコードから始まり…(Veroさん、Scotteさん、ありがとう)
私たちを最初に信じてくれたお客様たちとの出会いがあり…
3000以上のオブザーバビリティノードを世界中に展開し…
何百社もの企業が、何十億ものエンドユーザに、速く、信頼性の高い、心地よいデジタル体験を届けられるよう支援してきました。
そして、GartnerのMagic Quadrantにおいて、2度にわたってリーダーとして評価されるという名誉もいただきました。
この歩みは、私の人生における最大の誇りです。
なぜLogicMonitorなのか
これからの未来を見据えたとき、CatchpointにとってLogicMonitorこそが最適な場所だと心から確信しています。
彼らは、私たちと同じく「信頼性」に強い情熱を持ち、常にお客様を中心に考え、そして「オブザーバビリティはユーザ体験から始まるべきだ」という信念を共有しています。
正直なところ、それは理屈ではなく - ただこれしかない - と自然に感じられたのです。
Christina Crawford Kosmowskiさん、Anna Heeryさん、Alyene Schneidewindさんに初めてお会いしたとき、私はすぐに「この人たちとなら一緒にやっていきたい」と思いました。
その誠実さ、ビジョン、そしてお客様に向き合う姿勢は、まさに私たちの価値観と完全に一致していました。
その出会いはあまりにも自然で、まるで最初からそうなるべくしてなった運命のように感じられました。
さらに、Vista Equity Partners、PSG、KKRという信頼できる投資パートナーの支えがあることも、大きな安心感につながりました。
これまでに数々のカテゴリを定義づけるプラットフォームを成長・拡大させてきた確かな実績と、優れた運用力が、Catchpointの使命とチームをこれからも確実に守ってくれると信じています。
これからは、インフラストラクチャ、パフォーマンス、そしてデジタル体験を一体化した、力強く、インテリジェントな統合プラットフォームを共に築いていきます。
これはCatchpointの終わりではありません。
これは、より大胆で、より豊かな「次の章」の始まりです。
私自身、この物語の続きを皆さんと一緒に描いていけることを、心から楽しみにしています。
感謝と期待を込めて
Catchpointの成長と挑戦の道のりに関わってくださったすべての皆さまに、深く感謝いたします。
信じてくださり、支えてくださり、挑戦し、共に築いてくださって、ありがとうございました。
2008年、ロサンゼルスのガレージから始まったCatchpointは、2025年にはグローバルなデジタル体験プラットフォームへと成長しました。
振り返ってみれば、本当にかけがえのない経験でした。
そして、私たちのミッションはこれからも続きます - インターネットを、すべての人にとって、もっと良いものに。
Mehdi