
モバイル回線月次品質比較レポート
遅延の真因を解明する月次レポート
レポートについて
毎月第1週に、前月分のモバイル回線品質レポートを公開しています。
全国6都市(札幌、新潟、東京、名古屋、大阪、福岡)で、MNO4社(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイル)の5G回線品質を継続的に測定・分析しています。
- 測定技術
- Catchpoint社が開発したTraceroute InSession(Pietrasanta Traceroute)を使用し、ファイアウォールやロードバランサーの影響を排除した正確な測定を実現
- 評価指標
- レイテンシ(遅延時間)、ジッター(遅延のばらつき)、パケットロス率の3つの指標を、総務省基準と比較して評価
- データの信頼性
- 各都市・各キャリア毎に月間約3,000回の測定を実施し、統計的に信頼性の高いデータを提供
2025年

2025年8月モバイル回線品質比較レポート
- 総合1位:au(総務省基準達成率83.3%で他社を大きく上回る)
- 総合2位:ソフトバンク(福岡の測定値異常により評価下落も他5都市では高品質維持)
- 総合3位:楽天モバイル(地域格差が顕著、パケットロス基準は全都市達成)
- 総合4位:ドコモ(ジッター基準を全都市で未達成、構造的改善が急務)

2025年7月モバイル回線品質比較レポート
- 総合1位:au(全地域で安定した低レイテンシを実現)
- 総合2位:ソフトバンク(ジッターが全都市で基準達成)
- 総合3位:楽天モバイル(パケットロス率が極めて低い)
- 総合4位:ドコモ(多くの地域で品質改善が急務)